オール ゼロ
産まれてしまった子
これは今の教科書には載ってない、科学が進んでいた時の物語である。
ある日世界中の4割が1人のなにかによって殺された。次に自分が殺されると考えた人類はそれらを世界から追放し、見つけ次第すぐに殺していた。そんな時代に、産まれるはずのない命が誕生していた。
人々はなにかの事を“神“と呼んでいた。
そして神と人の間に子供が産まれるなど、有り得ないことだった。
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