保健室の先生と私。



チャイムが鳴って、騒がしかった声も静まる。



「やれやれー…もっと患者は来ないのかね。」



「いいじゃないですか。それだけ元気な生徒が多いってことで(笑)」



「で、梨々華は?良くなったか?」



「はい!回復です。」



ベットの乱れたモーフを畳んでると、温かいぬくもりが伝わってきた。
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