保健室の先生と私。



いきなり私の首に、顔を埋め始める山崎先生。



なに、何でこうなってる!?



頭が着いてけないんだけど…?



「山崎先生!これは流石にヤバイですって……」



もしも、誰かに見られて報告されたら……。



こんなこと、絶対に山田先生に知って欲しくない……。



「お願いだから…今だけ……」



「…っ。」



そんな甘えた顔で言わないでよ。



上目遣いしないでよ。



断れないじゃん……。



仕方なく黙って私は、山崎先生の柔らかい髪を撫でた。



「んー、気持ちい。」



結局、何がしたいんだろう。



遊んでるのか、甘えたいのか。



全くテレパシーが感じない。



「梨々華ちゃんって誰にでもこうゆうこと出来るの?」



「は?」



思わず出てしまう私の本性の口癖。



いや、だって…そんなこと言われたらさ。
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