100万回の祈りをキミに
あとがき


まず、はじめにここまで読んでくださってありがとうございました。

野いちご大賞に応募するために、水面下で色々と書いていたのですが、どうも執筆が思うように進まず……。

ヤバいと思ったら年が明けてしまい、タイトルだけ考えていたこの作品を私の中では最短記録で書き上げました。


現在と過去をリンクさせた話は繋がりの部分が難しくて。読んでくださった方がごちゃごちゃになっていないか、分かりづらかったのではないか、とそれだけが心配です……。

タイトルの〝キミ〟は波瑠が亜紀に向けただけのものではなく、それぞれが大切な人を想いながら空へと祈る。

そんなテーマを決めて、自分なりに完結させました。


実はこの作品を書く前に、物語の軸だけは決めておこうと夏井目線の話を書いてから、書きはじめました。

亜紀と夏井の一場面ですが、それで「ああ、そうだったのか!」と繋がる部分があると思うので、番外編と言えるものではないですが、次のページに載せたいと思います。


ひとまず波瑠の物語はここで終わりです。

夏井目線の話を見る方は次へ。ここでいいと言う方はこのページで終わりにしても大丈夫です。そこは自由なのでお任せしつつ、そろそろあとがきを締めくくりたいと思います。

では、長くなってしまいましたが、この作品を見つけてくださった方々に心から感謝を――。


17.1.28 永良サチ


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