ビター・アンド・スイート
マンションの部屋について、
くちづけしながら一緒にシャワーを浴びる。
リョウは私をベットに運びながら、
「あのさー。俺、結構思いっきりしちゃってるから、
そのうち、ハヅキ妊娠するかもね。」と私の顔を見た。
「え?」と考える間も無くリョウは深くくちづけしてくる。
相変わらず、激しいくちづけで息が苦しい。
「ハヅキ、ちゃんと、鼻で息を吸え。」とくちづけしながら言われるけど、
そんなに器用なことはできない。
「ムリ。」と唇を離して息をつぐと、唇が追ってきて、激しくくちづけしてくる。
「イロイロと不器用なハヅキが俺は好きだよ。」
とリョウは笑って、胸のテッペンにくちづけする。
私は甘い声をこぼしながら、ボンヤリとした頭で
妊娠しちゃうかも。
と楽しくなって、リョウの耳元で
「愛してる。」と囁いた。
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