空の下で
そして、実家にバスで行き、車を受け取って、お兄ちゃんの病院に行った。


車を停めて、上を見ると、華原クリニックと書かれている。


「お兄ちゃん……」


「あ、柚姫!ちょっとこっち来て……」


そして、血圧を測って、ベッドの上に寝転んだ。


「ちょっと上脱いでくれる?」


上のブラウスを脱いで、上からバスタオルをかけられた。


「楽に呼吸してな……」


ぺたぺた吸盤を付けられて、ぼーっとしてた。


「もっかいとるな……」


これは異常のある証拠。


「ちょっと今不整脈出てるわ……」


「え……」


それから、さまざまな検査をした。


「ちょっと結果は時間がかかるけど、発作止めちょっとだけだしとくね」


「ありがとう」


「今日泊まるか?」


「大丈夫だよ。お兄ちゃんに悪いよ……」


「俺は大丈夫だ。ホルターも付けておきたいし



「ごめんね……」
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