空の下で
ふー、ここが新しいところかぁ……


上を見上げると、大きくて立派な病院があって、小さな庭がある。


木も沢山生えてて、ここにいると絶対健康になれる!って感じのトコ。


関係者入口から入ってちょっと奥に進むと、控え室があった。


そこにノックして入ると


「おっ!柚姫!」


こ声がした。


「あ、雪!」


大学の友達がたまたまいた。


「今日からここなんだよね!私と全く同じ、内科と看護婦ね!大変だから頑張って!」


「ありがとう!」


知ってる人がいて良かった……


そして、奥の部屋に行くと、2人しかいなかった。


「今日から勤めさせていただきます、華原柚姫です!!よろしくお願いします!」


「あ、柚姫さん、よろしくね!俺は一応副部長の河野だよ!河野って呼んで!分からないことあったら何でも聞いてね!」


「はい!」


「あ、翔!あれ、イケメン部長だよ」


そういって、横を見ると、ほんとに顔立ちのいいすらっとしたひとがいた。


「あ、俺は結城翔です。部長だから、よろしくな!えっと……華原さんかな?よろしくね!」


「ありがとうございます!華原柚姫です!よろしくお願いします!!」
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