今日も世界は回ってる
躊躇いもせずに龍宇に背を向けるセルゲイ。

最早今の龍宇に、自分を倒す事などできぬという自信の表れか。

「く…」

事実セルゲイを追う事さえできないまま、龍宇は歯噛みするしかなかった。





















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