プリンセス騎士 ※更新中※






家に帰るとお母さんが心配そうに駆け寄ってくる。





「未戸香…」

「ごめんね、お母さん。あたしカンニングなんてしてないよ。」

「わかってる、わかってるわ。未戸香がそんなことする子じゃないってお母さん知ってるから。」





そう言うと、





「痛っ…なに?」





あたしのほっぺをつまんだ。





「未戸香は笑ってなくちゃ。」

「お母さん…もう!」

「ほら、ご飯作るの手伝って。」

「はーい!」





家に帰っても笑顔は耐えない。

それはお母さんや家族がいるから。

お母さんの愛に触れた瞬間だった。






**


「休んでいいのよ?」って言われたけど、なんだか逃げてるみいで嫌だった。



あたしはなにもしてない。

後ろめたいこともない。



『下は向くな、前だけ見てろ』

遥先輩の言葉。



学校に行っても下は向かず前だけ見てよ。

何を言われても、前だけを。






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