妖怪なんて見たくない!
周りの壁や障子が吹き飛び、
天井がなくなる。
「はぁ、はぁ………!!」
私たちと祓い屋たちの間に瓦礫を落として
さらに結界を張ってこちらへ入れないように。
『七波っ……!』
『大丈夫?!』
「だ、……はぁ、大丈夫……」
峰葉はぐったりと目を閉じたまま、
浅い息を吐いている。
「二人とも、手伝って………」
『うん』
『分かった』
三人で横にした峰葉に手をかざし、
治れ治れと念じながら、治療する。