妖怪なんて見たくない!
その女の子の足からは、縄がなくなっていた。
『………………うそ……』
大きな目をさらに見開いて固まっている。
「よかったね、これで自由でしょ?」
そう言うと。
『ええ………』
「私、この近くの町に住んでるんだ。
さみしくなったら、いつでも私のところに来ていいよ。」
それを言うと。
さっきまでぽかーん、としてた女の子は
我に返ったように視線を上げて。
『………ぷっ………あはははははっ!』
いきなり笑い出した。
「えっ……?!なに………?!」
私はわけが分からなくて焦ると。