キミに出会って恋を知って、毎日が虹色に輝く
靴を素早く脱いで下駄箱に入れる。
家から持ってきた、買ったばかりのキラキラした上靴に履き替える。
新品の上靴は、ちょっとだけぶかぶかだった。

私たち、1年生の校舎はA棟。
この高校には、A棟とB棟があって、A棟には職員室に1年生のクラス、理科室などの教室があり、B棟には、2、3年生のクラスがある。

私たちは、3階にあがった。

クラスどこだろ?

廊下には数人の生徒たちが話していたり、教室の中には本を読んでる生徒など色々な生徒がいた。

「あったよ、菜美ちゃん!私は、ここのクラスで、菜美ちゃんは隣のクラスだよ!」

「あ、ほんとだ!」

「じゃあね、菜美ちゃん後でねぇー!」

「うん!後でね!」

1人になって、私はそっと1組の教室の中を覗いてみた。
まだ数人の生徒しかいない。

ここが、1年間お世話になるクラスかぁ!うし、頑張るぞ!
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