初恋だった王子様と政略結婚




秘書の運転で来た


「繭はまだあわせない、久利須さんの気持ちがはっきりするまでは、私の養女になったから、親心からだ」


「繭は元気ですか?」


「まあ、あの岩壁から落ちて助かった事はあまり聞かないが、運がよかったんだ」


「岩壁から?自ら?」


「あの麗奈の事だ、誰かを使ったんだと思うが、自ら手をだすことはしないからな」


「最近 繭の幼馴染みの祐実さんが自殺未遂を起こしたって事なんだが
中洲原さん何かあるんだろうか?」


「聞いてみてくれないか?久利須さん、麗奈には気を付けろ」と







< 62 / 79 >

この作品をシェア

pagetop