君のことが大好きです。

°✳︎.想い.✳︎°





「美来っ!おはよー」


「あ、羽湖ちゃん、おはよ!」




夏休みが終わって9月になるのに、まだまだ暑い。


まだ、夏は終わっていないのに夏休みはすっかり終わるもんだ。




「あ!美来、ふふっ」



なぜか急に不気味な笑いを見せてきた羽湖ちゃん。


誰が見ても今の羽湖ちゃんの顔は怖いと思う。



「な、なに?」



羽湖ちゃんがものすごく怖いもんだから私の顔も引きつる。



「陽先輩とのお祭り!どーだった?あたしの可愛い可愛い美来を助けようと思ったらヒーローの登場っ!きゃー!!」



!どころじゃなく♡までつきそうな羽湖ちゃんの喋り方。


てか、私は羽湖ちゃんのものになってません!



「え、あ、あー……」




でも、そんなことを聞かれて手を繋いだことを思い出さないわけもなく、私の顔は真っ赤だ。



手を繋いだことを思い出しただけで赤くなるとか…私は中学生かっ。



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