だって、友達だから。
第二歩 悲壮
それから、どんなに経っても、ミュラちゃんは学校に来なかった。


しばらくして、深刻そうな顔で先生が教壇に立った。

そして、ポツポツとしゃべり始めたのだ。


ある有名財閥がブラジルに店舗を移すこと。

社長はしばらくそこに行って、ブラジル人の社員研修を行うこと。

そして、ミュラちゃんが転校すること。


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