追いかける系女子

「やっだぁ!猿渡さんって、社長さんなの?!すごおーい!」



パチパチっと可愛らしく拍手をすれば、猿渡さんはまんざらでもなさそうに照れ笑いを浮かべた。



「飲み物はなに飲みますー?」



「んー、酎ハイでいいかな」



「えぇー!あたしのためにドンペリ頼んでくれないのー!?」



「ドンペリ飲みたいの?」



「うん!あのシュワシュワってやつが大好きなのっ!」



「…奈々ちゃんには負けるなあ。しょうがない、ドンペリ1つ!」



「わーい!やったぁ!猿渡さん大好きっ!」



よっし!



あたしの収入増えた!



チラッとあたしと離れたテーブルにいる夏希と目が合い、深く頷き合った。



猿渡さん、あたしのこと気に入ってくれるといいけど。



何度も来て、何度も指名してほしい。



あたしはお金が必要なんだ。
< 10 / 10 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop