うっかり姫の恋 〜部屋の鍵、返してくださいっ!〜
一緒のソファに座る了弥から後退りながら、
「だって、残りのDVD、日曜までに焼いてくれるって言うし」
と言うと、
「DVD?」
と訊き返された。
特撮ヒーローもののDVDだと言うと、阿呆かと言われる。
「だって、それ、昔、好きだったシリーズなの。
主役が……」
おっと、と瑞季がそこで言葉を止めたので、胡散臭げに了弥は見てくる。
「いや、まだ神田くんじゃないと決まったわけでもないしね」
と誤魔化すように言うと、
「……お前、神田がその夜の男だったらいいと思ってんのか?」
と訊いてきた。
「そうじゃないよ。
あ、そうだ。
マンションの鍵どうなった?」
と訊いたのだが、了弥は、
「まだだ!」
と言い、脱いだ上着とさっきのネクタイを手に、出て行ってしまう。
なんだかな〜、もう。
気が短いんだから。
「だって、残りのDVD、日曜までに焼いてくれるって言うし」
と言うと、
「DVD?」
と訊き返された。
特撮ヒーローもののDVDだと言うと、阿呆かと言われる。
「だって、それ、昔、好きだったシリーズなの。
主役が……」
おっと、と瑞季がそこで言葉を止めたので、胡散臭げに了弥は見てくる。
「いや、まだ神田くんじゃないと決まったわけでもないしね」
と誤魔化すように言うと、
「……お前、神田がその夜の男だったらいいと思ってんのか?」
と訊いてきた。
「そうじゃないよ。
あ、そうだ。
マンションの鍵どうなった?」
と訊いたのだが、了弥は、
「まだだ!」
と言い、脱いだ上着とさっきのネクタイを手に、出て行ってしまう。
なんだかな〜、もう。
気が短いんだから。