彼女は空を見つめ続ける。
「なぁ郁実。」
「ん?」
晴弥はうどんを持ち上げていた。
「オレ思うんやけどな。恋っていうのは
気が付きにくいんよ。わかる?」
「いやさっぱり」
俺は足が取れかかったタコさんウィンナー
を口に頬張りながら軽く流す。
「あのな。気が付く恋はドキドキと相手の
前で鳴るんよ。でも気が付きにくい恋は
誰に対して鳴っているのか分かって
ない!特にお前やな。」
「意味わかんないわ...」
途方に暮れていると