先生。あなたはバカですか?



「生田さんっ!!参加してくれたんだね!!」



頬をピンク色に染めて、満面の笑みで抱きついてくる芝関さん。


それとは対象的に、どんよりとした空気を連れて立っている私がそれを受け止める。




はい。


とうとう恐れていた日がやって参りました。




今日は、数学特別講習会1日目。




只今、集合場所の駅前広場。


集合時間まであと約6分。



「大体集まってきたかー?点呼とるから並んでー!!」


「はーい」


相変わらず爽やか、且つ元気な峰山先生に対して、


気怠そうに返事をする生徒や目をハートにして返事をする生徒(主に女子)、


はたまた、参考書を片手に空返事をする生徒。


様々な生徒が参加している模様。


思っていたよりも人が多い…。


もうそれだけで、来るんじゃなかったという後悔の念が私の気分をさらに重たくする。



私本当…何をやっているのだろう…。



「ちーす」


「ちょ!岩田先生!生徒と同じ時間に来てどうすんのっ!」



まぁ一番の後悔の根源はこの人ですけどねっ!!!


ほぼほぼね!!!
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