好きなんかじゃないもん。気になるだけ!

そのときはみんな緊張していたのか、すごく静かだった。


私は自分の席に座った。


しばらくして、みんな揃い先生が入ってきた。


「皆さん。初めまして。1年5組担任の、武井千幸(タケイカズユキ)といいます。よろしく。」


その先生は、眼鏡をかけた熱血教師って感じ。


そして、入学式の時間が迫ってきた。


私たちは、廊下に並び体育館へと向かった。


体育館に行くとき優と目があった。


「な、何?優、緊張してんの?」


「べっ別に!どういう人いんのかなーって思って見てただけだしっ!」


優は、少しムッとしてそう言うとそっぽを向いた。


体育館につき、入学式が始まった。


小学一年生だった時はあまり分かっていなかったけど、「入学式ってこんなに長いものだっけ・・・?」と思うぐらい長い。


そして、入学式が終わった。


やっと終わったー!




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