君と笑いあえる日まで
第一章 友達なんて
私は中学生の時、イジメにあっていた。

毎日が辛くて、死にたいって思った。

誰にも気付かれない孤独な檻の中にいた。

その檻の中には、私の心を食べる動物がいた。

そう、人間ってやつ。

毎日私は自分からその檻の中に入らなければならない。

入ったとたんから、それは始まる。

心と体は、もう既に限界をこえていた。

そんなときだった。私にある転機が訪れた。
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