背伸びして、キス


縮まらない距離。
頑張っても、どう抗っても。


この距離は縮まらない。




「だからこそ、抵抗したくなんだよな・・・」




愛しくて。
切ないほど恋しくて。


いつの間にか、あの子の存在がこんなにも大きくなってたなんて。



恋なんて、もうしないのだと思ってた。
したとしても、焦がれるような恋なんて。



あの時で、終わったのだと思っていたのに。



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