背伸びして、キス
「今度、遊びに来いって誘われた」
「うん。来てほしい!ちゃんと、お父さんとお母さん、それにおばあちゃんにも紹介したい」
「ああ。楽しみにしてる」
大きな掌が私の頭にのせられ、優しく撫でる。
うっとりと甘えるように瞳を閉じる。
「卒業、したな」
「・・・うん。ちゃんと、卒業まで我慢したよ」
「ふ、我慢したのは、俺の方だろ」
「えぇ、私だって」
膨れたように言って、瞳をあけると瞳に色気を含んだ洋介さんと目が合う。
ドキリと胸が音を立て、息をのんだ。
トクン、トクン、と胸が騒ぐ。