夢の続きは隣の部屋で…

乃里花がその声に一瞬言葉をつまらせていると、
青年は乃里花を無視し、何事もなかったかのように家の中へと消えていった。



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「なによあれ!?東京の人ってこんなに冷たいの??だいたいこのマンションは同棲とかダメなんじゃなかったっけ?なんで家の中に女がいるのよ!!」

ベッドにあぐらをかき、お気に入りのぬいぐるみに抱きつきながらブツブツと文句を言う。

「あーもう最悪。初めての一人暮らしなのに…」


今日は引越しで体力も使ったから少しだけ眠ろう…
乃里花はそのままベッドに横になると、目をつぶって夢の中へを落ちていった。。




まさかこれが、10年ぶりの運命の人との再会だとは、まだ知る由もない…



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