ほんとは優しい私のオオカミ ②


名前を呼ぶ声がして顔をあげる。





声の主は優也だ。


心配そうにこちらを見つめている。





優也「どうしました?やはり足が痛みますか?」





パーティー用のヒールで靴擦れを起こした私の足を心配しているようだ。







瑠奈「ううん。大丈夫!ありがと!優也」




優也「無理はしないで痛かったら言ってくださいね」




優也がぽんぽんと頭を撫でてくれる。






いつも、みんな優しい。






私がしっかりしなくてどうするの。




< 2 / 304 >

この作品をシェア

pagetop