愛言葉ー溺愛ー

気が緩んでいる時に急にグイッと引っ張られベッドに放られる。怒ろうと起き上がろうとすると、止められ朔弥がベッドに入ってくる。


「な、なな、何してるんですかっ!?」


「だから言ったじゃん。一緒寝るって。」


眠そうなとろんとした瞳を向けて言ってくる。その朔弥がとても可愛くてドキッとして顔が赤く染まった。


「さっ、さっきのは疑問形でしたっ。」


顔が赤くなったのを悟られないようにそっぽを向いて喋る


「ん?そうだっけ?どっちにしろこれは決定事項なの⋯ほら。もー寝るよ。疲れてるんだ⋯」


布団に潜り祭莉を抱きしめてうとうとし始める朔弥と打って変わってどうしようもなくなって、さっきから落ち着かない祭莉。


朔弥が寝るのは早かったが、祭莉が寝るのはまだだいぶ先の事だった。


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