隣の家の人は、死神さん！？

２．運命の出会い

かいは、となり町の大学に通っている。

～かいside～
「よぉ！かい｣
こいつの名前は、橘　陽平だ。
俺の中学の時からの親友で、俺と同じ科学クラブに入っている
「朝から、元気だな、陽平は・・・｣
「なんだよー、せっかく俺が元気を注入してあげようかと思ったのに｣
「元気を注入、ありがとう｣
「どういたしまして〜！｣
科学クラブでは、色々な怪奇現象を科学でこんな現象はないと
証明している。
「そういえば、陽平、今日は、科学のクラブの活動って、あったけ？｣
「今日は、なかったぜ｣
「つまんないなー」
科学クラブの部室の前に誰かがいるのを見つけた。
「陽平、あの女の人、もしかして、入部希望の人かな・・・」
「おぉ～！　やったじゃん。｣
俺達は、声をかけた。
「あの科学クラブの入部希望の方ですか・・・？
　俺、ここの部長の陽平です。」
「ねぇ、ここの部員数って、何人、いるの？」
「今のところは、２人です。｣
「もしかして、そこの人とあわせて、２人？」
俺を指差して、言った。
「はい｣
「そうなんだ・・・　今日は、やめておくわ｣
そう言うと、女の人は去っていった。
「入るか、入らないのか、ハッキリしろよ｣
「そんなこと、言っちゃいけないぞ、かい｣
俺は、もう、あの女の人に会うことはないと思っていた。