長い一日が私の短い一生。
3章**


pipipipi




朝から部屋に目覚まし時計の大きい音が響き渡る。




「ん、」




その音で目を覚ます。何かいい夢見てたような。などと思いながら。





「お母さ-んおはよ-」



2階の部屋から降り,1階のリビングへ行く。




「茉知-,日記読んできたの-?」



とお母さんに問われる。なんで朝から日記を読まなければいけないのか私にはわからない。



「お母さ-ん?中学生の私がこんな朝から日記読んでたらそれもうお婆ちゃんだよ!?」



なんて言ってみる。いつものノリだが,日記を読めなんてお母さんも変わったことを言う。





「はぁ,茉知?あんた今高校生よ?」



突然のことに驚く。




「え、ちょっ、どういうこと!?え!、」



驚きを隠せない私にお母さんはため息をついて,




「毎朝いうの辛いから日記見てきて」




と言われた。
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