大切なきみへ
(花華side)



「こんだけ勉強したんだからさ、自信もってな


…凛星で待ってる」





…蓮
ほんとにほんとに毎日、ありがとう



「分からないー」


泣きそうになったり、泣きながら勉強する私をいつも


「高校入ったら今まで出来なかったこと全部やろうな?

…だから頑張ろ」


こう言って励ましてくれた。


頑張る


「久下さん

絶対受かってこいよ」



う、三浦くん、圧力



「おい、あんまりプレッシャーかけんなよ」



「分かってる…冗談だし

まあ頑張りなよ」




「…蓮も三浦くんも、ありがとう」



もういつのまにか明日は入試




早く寝なきゃ〜、



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