大切なきみへ


「じゃあそろそろ行くな」


頭をぽんっとして笑う蓮



「じゃあね、」



「そんな寂しい顔すんなよ、また会いにくるし」





…蓮〜、





「ばいばい!」



「おう!」
















「今日は泣かないんだ?」


…三浦くん



「大丈夫です〜


ねえいいの?ほんとに」






私を好きでいていいの?




三浦くんなんてかっこいいんだからたくさんの中から選べるはず、







「いーの、俺の気がすむまで好きでいさせてよ」



「覚悟、しといて」





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