フードの素顔。





どうしよう!?


早く保健室!!



「掴まって!」



バランスを崩さないように、私の肩に彼の腕を絡めさせる。

支える形で屋上から出た。



「大丈夫??今、保健室に向かってるから!このまま足だけ動かして。」

「あぁ……」



待ってて。


すぐに保健室に連れて行ってあげるから。
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