あの夏に僕がここへ来た理由
「ひまわりさん、ごめん。
本当にごめん・・・」
海人は、ひまわりが少し痩せたのが分かった。
海人は泣きじゃくるひまわりを抱き上げて、岩場の洞窟の中にあるベンチへ連れて行った。
そして、そこに並んで腰掛けると、ひまわりが海人の首にしがみついてきた。
「本当に海人さんよね?
私・・・海人さんが・・・過去へ帰ったんじゃないかって、不安で、不安で・・・
だって、過去へ帰ったら、もう二度と会えないから・・・
だけど、良かった・・・
こんなに近くにいてくれて・・・
海人さん、会いたかった・・・」