君へ

「待ってるからって…
逃げたのは俺じゃねーか」

二年ぶりにこの場所に来た。

何も変わってない。


「涼太!早くしろよ!!誰か来たらやばいだろ」

「わりぃ!もぉ行く」

梅雨もあけたから
きっとまた君はここに来るよね?


やっと素直になれたんだ
届くかわからないけど…




―君が好きだよ―
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