ズボラ女が恋する瞬間
高校時代も、2人はよくわからないことで言い合いをしていた。

大人になっても、変わらないんだなぁ。


「相変わらず、仲良いねぇ」

「「は?」」

「息までピッタリだし」


2人の様子を見て、可笑しくて笑顔が零れる。


「俺は昔から・・・お前が好きだった」

「何というタイミングで、告白してんのよ。アホ加藤」

「告白くらいしても良いだろう」

「アンタのメンタルの強さには、感心するわ。でも、残念だったわね。ほら、あかりもキッパリ振ってやりなさいよ」

「ごめん、加藤くん」


あたしの言葉に、加藤は手にしていたビールを一気に飲み干す。


「俺の恋が終わった~」


なんて言いながら、加藤はこれっぽっちも傷ついていない。

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