御探偵さん
御近所さん



キーコーキーコー(自転車の漕ぐ音)


千聖「拓さーん早く漕いで」


拓「うるせーな漕いでんだろ!
だいたい二人乗りで緑町の公園に行くなんておかしいだろ!
15キロくらい離れてるぞ!」


千聖「そんなことないですよー車だって持ってないしタクシーはお金かかるでしょ?
ほら、時間ないんだから急いでくださいよー」


拓「だったら二人乗りで行くことないだろー」


千聖「私の自転車パンクしてるんで無理ですよ
さあ早くー時間ないですよー!」


拓「うぜー!」


40分後


拓「はあ、はあ、疲れた」


千聖「なんとか間に合いましたね」


拓「にしてもここかー
ほら、ブイ、籠から出てこい」


ブイ「ブー!!」翻訳:やっと解放されたーだり〜


千聖「でもすごいよねーこんなブタが事件の匂いを嗅ぎつけるなんて
ね?拓さん」


拓「ね、じゃねーんだよ
敬語も使えねーのかお前は」


千聖「ちょっとくらいいいじゃないですか」


ブイ「ブー!」翻訳:こいつらイチャイチャしすぎ


千聖「さ、拓さんいきましょー」


拓「はいはい、そこのビルの3階だよな?」


ブイ「フンガ!」翻訳:うるせー


千聖「お、ちゃんと返事してる
じゃあ3階ですね!」



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