翼をください
私は、唯に抱きついた。
「ぅあー……!ぅ…クッ……」
そんな私を強く抱きしめてくれる唯。
強く抱きしめられることに、安心と温もりを感じた。
「……うぅ…っ、嫌だよぉ……っ!別れたくない!……す…好きなのに……っ!」
ガラスのコップ一杯になった飲み物を、まるで逆さまにするように、私の想いは一気に溢れて言った。
それから唯に抱きついたまま、気持ちを全部言って、何があったかを全て話した。
そして、私はそのまま……
唯に抱きしめられたまま、眠ってしまった。