恋なんてするわけがないっ‼
「あの……、お茶飲みませんか?」
空気の読めないことしてるなぁと自分でもわかっている。
完全なる部外者だ。
しかもこんなに繊細で複雑な問題に。
「えっ……?」
だけど、無視できなかった。
もどかしい気持ちが抑えきれない。
それに、ブライダルを掲げたこのアクセサリーショップの輝きに、彼らの雰囲気がより一層暗くさせられたように見えたから。
勝手な判断だけど、はやくここから連れ出さないといけない気がした。