双姫 IV 番外編

その正体は



紘side


「あー……どちらにしよーかな……?
ん〜〜〜こっち!!」


二つの路地裏に入る道を選び、
薄暗い道を進む。


「…………ん…?」


なんだ…この匂い。


奥から風が吹き、嫌な匂いがした。
この匂いは……。


カララ……


足元に金属バットが転がる。


「お前が『双姫』か。」


フードを被った『双姫』の周りには
男達が倒れている。

その場は血の匂いで溢れていた。


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