双姫 IV 番外編
グイッ!
いきなり腕を引っ張られた。
『なッ!?』
金色の髪が視界に入る。
なんで、私を守るみたいに…?
突然の出来事に理解出来ず、
暗闇で鈍く光る物が目に入った。
一人の男が手に持っていたのは
蒼空を殺した…同じ凶器。
嫌だ、また同じ事を繰り返すなんて。
動け…見てるだけで後悔したくない!!
あの時は動けなくて蒼空を失った。
『どけッ!!』
「ッ!?」
金髪の男の腕を自分の方に引っ張り、
ガッ!
素手でナイフを受け止めた。