双姫 IV 番外編
「陽蘭が握り潰した…。」
「わぁお…鍛えがいがありそうね。」
朱音さん、暢気ですね。
『これでは、花の見分けが…。』
色はどうにか分かるが、
正確な形が分からない。
それが何種類もあれば自分が望んでいる花を
見つけ出すのはほぼ不可能。
「流石、的場家。
何種類もの花を用意してんだなぁ〜。」
花のリストを見ていると徠斗さんが
横から覗き込んでいた。
『勝手に見ないで下さい。
徠斗さん、まさかわざとではありませんよね?』
「俺もそこまで悪じゃねぇーよ!!」
この兄妹は天敵です。