双姫 IV 番外編


『考え出したら
余計な事まで思い出しちまった。』


広いディスクに突っ伏す。


今、何してっかな…。


「天才デザイナーの愁斗様が
何を思い悩んでるの?」


ガバッ!


「顔に痕が付いてるわよ(笑)」


聞き覚えのある声が聞こえて顔を上げると、


『しゅ、朱音!?』


「そこまで驚く?」


可笑しそうに笑う朱音が目の前に居た。


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