双姫 IV 番外編

抱えきれない可愛さ



僕の名前は櫻坂 燐(さくらざか りん)

童顔で子供に見られるけど、
玩具メーカーの社長をしてるんだよぉ〜?


ガチャ!


社長室に入ると秘書さんが掃除をしていた。


『わぁ〜〜!それは、捨てないでぇ!!!』


バッ!


「も、申し訳ございませんッ!!」


勢い任せである物を秘書の手から取った。

それは、多分…。

皆から見れば汚いぬいぐるみのキーホルダーに
見えるからだと思うんだ。

でも…僕にとっては大切な物なんだ。


" これが欲しいの?"


それは、僕らが高校生の時に遡(さかのぼ)る。


< 519 / 549 >

この作品をシェア

pagetop