フォルドス
出会い

ーーーー古代最古の民族フォルドス。
その民族はこの世に1人しか存在できない異形の女民族。娘をうんで10年たつと母親はこの世から消滅する…。
金色の髪と桃色の瞳、白い肌、その容姿を人々は〝化け物〟と罵った。

【初代フォルドス】
私は両親をしらない。どこでうまれて、いまどうしてここにいるのかもわからず、容姿のせいで化け物とまでよばれ、村を追われ森の深くで1人でくらしていた。

「薪がもうないな…」

竈の火を見ながらひとつ呟くと森に出た。
どこからか聞こえる動物の声と木の葉の匂いが心を落ち着かせてくれる。

ここの暮らしにはだいぶなれた。村人に迫害された頃にくらべればこの森でひとりで暮らす方がいくらかましだと思う。
「…花でもみていくかな..」
薪拾いがおわり、この森にきて一番好きな場所に行こうと足をすすめた。
この森には誰の手にもかけられずに咲いた花畑があった。
色とりどりの花。蝶が花のうえをヒラヒラ飛ぶ姿をみるとここが平和であることを実感することができる。
いつも通りの道をあるいて、花畑についた。
「・・・?!?!」
花畑の中心あたりに女が倒れているのが見えた。
走って近づき息を確認した。
『…スー..スー..』
「..ホッ…息はあるな。」
その女は普通の人間の女とは違うとすぐにわかった。
水色の髪。服装をみても、見たこともないようなよそおいをしている。
「..どーするかな。。」





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