「君へ」 ~一冊から始まる物語~


「玲ちゃん笑うと凄く綺麗なのに...」

「そういえば今授業中だよね?晴、授業は?」

「人生で初めてサボったよ。」

「いけないじゃん!」

「玲ちゃんに言われたくないよ。」


私たちは2人で笑いあった。

晴と打ち解けるのには全く時間は必要はなかった。







天国のお兄ちゃん。私の心にようやく『はる』がきました。




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