「君へ」 ~一冊から始まる物語~


翌朝、私たちは海を後にした。

旅館の女将さんからお詫びとして、旅館の1泊ご優待券を3人分貰った。

3人で話し合ってお母さんたちにプレゼントする事にした。

なので2枚だけありがたく貰った。


都兄の目は1番に寝たはずなのに1番ひどいクマができていた。

しかもなぜか赤く腫れていた。

唯都は何か知っているみたいだったが話してくれなかったのでそっとしておいた。

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