恋愛結婚させてください!
「だって、まるっきりお兄ちゃんだったし。
すぐにはムリです。」と私がいうと、
「コムギ、ちゃんと考えな。
このままずーっとって訳にはいかないよね。
芦沢先生だっていつまで待ってくれるかわからないでしょう?」
とサクラが溜息を付く。
「コムギ、芦沢先生がいなくなってから気付いても遅いんだよ。」
とサクラは真面目な顔をした。
「き、キスはしてる。オトナのヤツ。」と私がいうと、
「はいはい。
芦沢先生はガンバってコムギを待ってる。
早く、決断しな。」とサクラは布団をかぶった。
わかってますよー。
タイミングを逸してるだけだ。
この間話してから、トウマ君はすっかり忘れたように
キス以上は求めてこないから、
上手くそういう雰囲気を作れないだけだ。
でも、もう、呆れられて嫌われたらどうしよう。
サクラにも呆れられたみたいだし、
もう6ヶ月恋人だって
周りには言っているのに…
私は布団を頭まで被って大きなため息をついた。
すぐにはムリです。」と私がいうと、
「コムギ、ちゃんと考えな。
このままずーっとって訳にはいかないよね。
芦沢先生だっていつまで待ってくれるかわからないでしょう?」
とサクラが溜息を付く。
「コムギ、芦沢先生がいなくなってから気付いても遅いんだよ。」
とサクラは真面目な顔をした。
「き、キスはしてる。オトナのヤツ。」と私がいうと、
「はいはい。
芦沢先生はガンバってコムギを待ってる。
早く、決断しな。」とサクラは布団をかぶった。
わかってますよー。
タイミングを逸してるだけだ。
この間話してから、トウマ君はすっかり忘れたように
キス以上は求めてこないから、
上手くそういう雰囲気を作れないだけだ。
でも、もう、呆れられて嫌われたらどうしよう。
サクラにも呆れられたみたいだし、
もう6ヶ月恋人だって
周りには言っているのに…
私は布団を頭まで被って大きなため息をついた。