女子が苦手な君

先輩達は稽古をやり始めた。


「やぁああああ」

「メーンタァア」


すごいな。こんなことできるのかな。


「みことちゃん打ち込みしてみよー?」

「そーだね!みらいちゃんからやっていいよ!」


マドンナは1人しかいないからいっせいにはうちこめないのだ。


「え、えーと。えいっ。」

ポコ

「うーん。こーやってやるのかな?」

「あってるんじゃないかな?未来ちゃんうまい!」

「次は俺がやる!」


奏多くんが竹刀を振り上げた。


「おりゃああ」

バシンッ!

「え、空振りってありかよ」

「ちょ、かなたくん下手くそ 」

私と未来は爆笑。

「ひど!そーゆー美琴はどーなんだよ!」

「私はよゆーだし!」

私は竹刀を振り上げた

バシンッ!

『え…』

良きせぬ自体だ。
まさか、こーなるとわ…。

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