君は僕の光
第2章

きれいな音

この町に越してきて、1週間が経った。


家からは一度も出てない。



高校から家に届くドリルをやったり、本を読んだり、ケータイをいじったりして過ごしてる。



今日はお母さんがお仕事で東京に泊まる日だ。


在宅ワークでもどうしても会社に出向かなきゃいけないこともあるみたい。


やっぱり前住んでたところにいた方が便利だったのかなあ、なんて、申し訳なくなった。
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