愛されたい、だけなのに






大声を上げたマナに、柳先生は目を見開き驚いている。



「この間言ってましたよね?教師の役目だとか…。そんなこと、私にはどうでもいいことです」



「櫻井…」



「失礼します」




軽く会釈をし、扉に向かって歩き出す。






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