愛されたい、だけなのに









風にのって聞こえてきた言葉。








大きかった歩幅も、徐々に小さくなり…止まった。






言葉を発した人物に向かって、ゆっくりと振り返る。















「…俺はお前の味方でいてやる」











もう一度、発せられた言葉。









足だけではなく、心も止められそうになるー…











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